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BMW218iアクティブツアラー体験記 羊の皮を被りすぎた狼

今乗っているBMWのカーナビの調子がおかしいということでディーラーへ入院となった。
BMW全般が電装系弱いという弱点を往々にして持っているというのは前情報として聞いているが、確かに走りの部分とは全く別個の電装系、実際に不備があると困るのは間違いない。
入院にあたって、「前回みたいなMINIじゃなくてできればBMWで・・・」という条件をしたところBMWをお借りできたのでレビューしていく。
IMG_0692.jpg

ランドマークタワーを背景に撮ってみたがフラッシュが届かず車の全体図がよく分からないと思うので、明るい拾い画像を貼っておく。
actfour.jpg

デザインとしてはBMWらしいキドニーグリルや猛禽類の目を思わせるようなライトは健在だが、よく言えば落ち着いた、言い方によっては所帯じみた感じのフォルムになっている。
そもそも、このアクティブツアラーはミスチルのテレビCMでもやっていたように、ファミリーユースを設計思想に持つ車である。
小学生に聞いても「ベンツは偉そうな社長のオッサンが後部座席でふんぞり返って乗る車、BMWは若手青年実業家がスポーツ感覚で運転する車」という返答が返ってくるぐらいBMWといえばスポーツ的なイメージが強い車であったのだが、そんなBMWがファミリーカーを設計したというのだから驚きだ。
この背景には新たな市場獲得とかそういった背景が色々あるのであろうが、そんなことはどうでも良く大事なのは「車としてどうなのか」という部分について主に話していきたい。

IMG_0685.jpg
スピードメーターには特に変更なし。
日本では出してはいけない速度であるし、そもそも出ないであろう260kmまで用意されている。
IMG_0686.jpg
センターコンソールについても確かにBMW寄りであるのだが、目立つ変更が大きく2つある。
1つはシフトレバーが電子制御のものから一般的な物理的な制御のものになっている。どうせATなので、ポジションを手の感覚で把握すること等基本的に無いのだがこちらのほうがオーソドックスで好みの人も多いと思う。
2つ目として、サイドブレーキ(パーキングブレーキ)が画像中央左側にあるような電子制御に変わった。指先で手前側に引っ張るとサイドブレーキがかかる。これについては無意味にドリフトするような層でなければ特に気にはならないはずである。

ファミリーユースということで1シリーズとほぼ同程度の大きさであるにも関わらずリアシートにもエアコンがついていたり
IMG_0683 (1)
リアシートの中央シートを倒すとそこにカップホルダーがあったりする。非常にファミリーユース志向であることがここからも伺える。
IMG_0684.jpg
とはいえ、なぜコンパクトカーサイズ(とはいえ日本者のコンパクトカーに比べれば随分大きいのだが)にした上でここまで内装やリアシートを広くできたかというと、アクティブツアラー最大の特徴であるFF駆動があるのだ。
駆動方式についての詳しい話を知りたい人は他サイトを見てもらうとして簡単に言うとFFとは前輪駆動のことである。今までBMWは全ての車種をFR駆動(つまり後輪駆動)にするように拘ってきたのだが、それを車内スペースの拡充という目的から「敢えて」FFにしてきたわけである。
皆様御存知の名作野球漫画ドカベンで例えればずっと木製バットを使ってきた山田太郎が金属バットに持ち替えて打席に立つようなものである。
これについても賛否両論が確かにあるのだが、一般的にはFFよりもFRのほうが車としての性能、特にカーブでの性能が高いとされている。というか大雑把に言ってしまえば世間で高級とされている車のほとんどがFRなのに対し、軽やミニバンなんかは大体FFである。

確かに、FRは固有な(BMWに固有な、と言い換えてもいいかもしれない)スマートに曲がり直線ゾーンに入ると共にいつの間にか真っ直ぐ走ってるような、物凄く自然でありあがらも物凄く奇妙な挙動を勝手にしてくれる。めちゃくちゃな文章なのは自覚しているが、そのぐらい代表的なBMWのカーブでの曲がり方は素晴らしい。
アクティブツアラーにおいては、確かにカーブに差し掛かった時の機敏なステアリングワークは従来のFRのBMWに近いのだが、カーブ中やカーブ後の挙動については「えんや、よっころしゃ」「はいさーどっこいしょ」といった感じである。
今日は高速を走っていないが高速をある程度のスピード(大きな声では何キロか言えないわ(´・ω・))のスピードで走るにあたっては同じノリでカーブを曲がりきることはまずできないだろう。
とはいえ並の日本車に比べれば、やはりステアリングのレスポンスや走行安定性は飛び抜けているだろう。(そもそも値段が違うわけだが)

また、どちらかというと今まで日本車に乗ってきたお父さんお母さんを対象にしたセッティングを行っているのだろう。
座席位置がBMWの中だと高めである。恐らくミニバンであったり、プリウスであったりからの買い替えを検討しているのだろう。
実際座席位置が低いと2台以上前の車の様子がわかりにくく怖いのだと思う。
そういった理由から高めの座席位置になっているのだが、これがどうにも私には合わないと感じられた。
なぜならばサスペンションはドイツ車にありがちな固めのセッティングにしているため、高めの座席位置との相乗効果で車酔いしやすい気がするのだ。正直私はゲームのバイオハザードをやるだけでも多少の車酔いをしてしまうぐらい酔いやすいのだ。
座席位置を高めにして今まで日本車に乗っている人を取り込もうとするのであれば、サスペンションも日本車に寄らせて少々柔らかめにしたほうが自然なのではないかと思う。

もう1つだけ気になった点を挙げる。
Aピラー(フロントガラスとサイドガラスの間にあるフレームのこと)がどうにも太いのだ。
あまり分かりやすい写真ではないのだがこのぐらいの太さである。
IMG_0687.jpg
車に乗られている方は直感的に分かったと思うが、その通り、右折しようとした時に死角がかなり大きいのだ。
しかも、写真には撮らなかったがルームミラーも手前というか下のほうに位置している。左折するときも派手に顔を動かして左折側を覗きこまないと、青信号だからといって我が物顔で自転車シャーと走ってくる馬鹿の人生を終わらせることになりかねない。
ファミリーユースということで、覗きこむような車のデザインにして普段運動不足のお父さんに腹筋運動をさせてあげようという優しい配慮と考えれるほどウイットに富んだ人間ではないので、正直乗ってて恐怖を感じた。

エンジン音については、レビューにも多く挙げられている通りかなり酷い。
よくある日本車にありがちな平々凡々な音である。普段音楽を聞かない私でさえも無意味にFMヨコハマを聞きながら帰ってきてしまった。

また、BMWにはエコモードとスポーツモードという2種類のモードがある。
ざっくり言ってしまえば、スイッチ一つで燃費重視の走り方と加速重視の走り方に切り替えられるというものだ。
これ自体は(恐らく)全てのBMWに搭載されている機能なのだが、他の車種に比べてエコとスポーツの差がよりハッキリしてるような気がする。
これについては意図的なものなのか偶発的なものなのか分からないが、普段家族の前で真面目に丁寧に運転しているお父さんも、一人で乗る時ぐらいは多少ムチャしようぜ!ということなのだろうか。

乗ってみた感想として、確かにBMWのエッセンスを全く受け継いでいないというわけではない。
日本車からの乗り換えということであれば明らかにハイグレードな車だと感じられるとは思う。
ただし、FRのBMWに乗り慣れた人にとってはBMWというよりも日本車にかなり寄せたセッティングだと感じるだろう。
とはいえ、世の中の人はもう既に確定した立場の中で、一番楽しいものをチョイスしていくわけしかないわけである。
家族がおり、嫁の許可を得られるようにし、場合によっては嫁が運転することを考えつつ、1人の時に突然狼になりたいおじさま諸君らにとっては羊の皮は被りすぎるぐらいがちょうどいいのではないか。
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コメント

No title

みなとみらいは電車でしか行ったことないわ
無職だけど俺もドイツかイタリーの車かいてーわ

No title

石井康明:
ああ(´・ω・)
買ったらええ(´・ω・)
非公開コメント

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